省スペースでも大きな効果:Supplywebの自動化戦略の裏舞台

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SupplywebがExotecのSkypodシステムを活用し、バスケットコート2面ほどのスペースで出荷効率を大きく改善した方法をご紹介します。

Supplywebについて

Supplywebはノルマンディー地方にある3つの物流拠点を通じて、サプライチェーン管理を外部委託したい電子機器の小売業者向けに、ニーズに合わせたオーダーメイドのサービスを提供しています。これにより顧客は、製品の製造・マーケティング・販売といった本来の事業に集中できます。現在、約150社のEC事業者がSupplywebを信頼して利用しています。Supplywebはこの役割をより確実に果たすため、一部の工程に庫内物流の自動化を取り入れ、効率と信頼性の両立を進めています。

課題

効率と付加価値へのこだわり

競争が非常に激しいEC市場では、顧客が物流の外部委託先に求めるものも「コスト効率」や「品質の高さ」へとますます厳しくなっています。そのためSupplywebは、確かな付加価値を示せる体制づくりが必要でした。

こうした継続的なプロセス改善の一環として、Supplywebは2023年、ルーアン近郊のデムヴィル倉庫にExotecのSkypodシステムを導入し、本格稼働を開始しました。Goods-to-Person (人のもとへ商品を運ぶ)方式を6か月運用した段階で、すでに成果ははっきりと表れており、EC顧客に向けた強いアピールポイントにもなっています。

創業者兼ディレクターのMathieu Desramé氏は次のように述べています。
”目標としていた生産性を達成できただけでなく、この自動化ツールによってどれだけコスト削減できたかを正確に把握できています。この成功は、品質の高いサービスを保ちながら運用を最適化していくという私たちの姿勢を示すものです。”

フランスの物流企業であるSupplywebにとって、自動化は成長を支える大きな原動力です。変化の激しい市場の課題に対応しながら、競争力を維持するための重要な手段となっています。

オペレーションの最適化

Skypodの導入はSupplywebの庫内物流に小さな革命をもたらしました。ピッキング作業員にとっても使いやすく、身体的負担が少ないため、より付加価値の高い作業に集中できるようになっています。 ピッキングマネージャーのLudovic Felix氏は、日々の効果をこうまとめています。
“ピッキングステーションはとても使いやすくて動きやすい設計です。新人でも1時間のトレーニングで注文準備を始められます。”
使いやすさと生産スピードが向上し、出荷も早くなりました。さらにSkypodは、3D梱包機など他の自動化設備ともスムーズに連携し、庫内の流れ全体を強化しています。

将来ニーズへの備え

EC業界は繁忙期の波が大きく、成長も予測しにくい特徴があります。Skypodが持つ柔軟性は、この環境で大きなメリットになります。Felix氏は次のように述べています。
“Exotecシステムの魅力は、将来の拡張性にもあります。ピッキングステーションを増やして生産性を上げたり、保管スペースを広げたりと、事業の変化に合わせてインフラを簡単に調整できます。”


この柔軟さがあることで、Supplywebは将来に自信を持って対応でき、EC顧客の進化するニーズにも継続して応えられる体制を築いています。

Skypodシステムの構成

ロボットピッキングステーション補充ステーションビン1時間あたりのビン処理数ラックの高さシステム設置面積
242122,0005729 m
(29.5 ft)
927 m2
(9,978 ft2)

成果

画期的なパフォーマンス

  • Goods-to-Person方式のロボットにより、たった2人でピッキング作業が可能
  • 仕切り付きの保管ビンを使うことで、927㎡(9,978平方フィート)という省スペースの中に約192,000の保管ロケーションを確保し、高密度保管を実現。

将来への安心感

  • システムは11か月未満で予定通り導入完了。
  • すでに3段階の成長を見込んだ設計になっており、運用を止めずにロボットは数分、ピッキングステーションは数日、ラックは数週間でスムーズに追加可能。
  • 倉庫内の他の自動化設備とも自然に連携し、全体の効率向上につながっている。

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