人手に頼る作業フローでは成長スピードに追いつけなくなった電子機器修理会社が、ExotecのSkypodシステム(AS/RS)を導入し、生産性を5倍に高めました。
企業背景
このテクノロジー修理会社の受け入れセンターには、全米にある数百の店舗から、故障品・返品・下取りとして回収されたスマートフォン、タブレット、ウェアラブル端末などの電子機器が集められます。
これらの機器は再生・状態評価(グレーディング)・保管された後、再販のために全米のメーカーへ出荷されます。
課題
棚から手作業で在庫を保管・ピッキングする方法は、この電子機器の修理・再販大手にとって、業務効率を大きく妨げる要因となっていました。人手に頼る作業は負担が大きく時間もかかるため、同社が進めていたジャストインタイムの在庫管理戦略を継続的に成功させるには不向きでした。さらに、全米の数百店舗から倉庫にどれだけのSKUが、どのような種類で届くのかを正確に把握できないことも課題でした。その結果、入荷処理に必要な最適人数を予測し、適切な人員体制を維持するのが難しい状況でした。
また、同社は買収を積極的に進めており、対応するデバイスの種類も増え続けていたため、保管スペースの管理も継続的な課題となっていました。多様なSKUを欠品なくそろえつつ、過剰在庫も防ぐという繊細なバランスが不可欠でしたが、倉庫スペースの活用が非効率で、保管・取り出しのプロセスを円滑にする十分な自動化が整っていなかったため、実現が難しくなっていました。 さらに、在庫にはスマートフォンやタブレットなど、画面や部品が壊れやすい繊細な電子機器が多く含まれていました。こうした課題を解決し、運用を最適化するために、高効率で拡張性の高いGoods-to-person型(人のもとへ商品を運ぶ)システムの導入が急務となっていました。
Skypodシステムソリューション
| ロボット | ピッキングステーション | 補充ステーション | 保管ビン | 1時間あたりのビン処理数 | ラックの高さ | システム設置面積 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 16 | 3 | 1 | 22,230 | 396 | 27.5 ft (8.4 m) | 13,422 ft2 (1,247 m2) |
System Integrated by Hy-Tek Intralogistics
主な成果
劇的なパフォーマンス向上
- 在庫ラックの設置面積を26,500平方フィート(2,460㎡)から13,300平方フィート(1,235㎡)に削減し、保管密度を5倍に向上。
- 壊れやすい商品を傷つけることなく、システム内のどのSKUにも2分以内にアクセス可能。
- ビンインターフェースによる自動保管で、1時間あたり800点以上の投入処理が可能。
- 作業の大きな部分を、入荷デバイスの状態評価(グレーディング)など付加価値の高い業務へシフト。
- 倉庫内の他の自動化設備ともスムーズに連携。
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