米国を代表するファッションRetailerが、ExotecのSkypod®システムを活用して店舗補充とEコマース・フルフィルメントを統合し、スループットを倍増、在庫最適化を実現し、変化する消費者ニーズに柔軟に対応しながらスケーラブルな成長を遂げた事例をご紹介します。
企業背景
この顧客企業は数十年にわたり米国の小売業界を支えてきた存在であり、国内でも有数のファッション系百貨店チェーンを運営しています。200店舗以上に及ぶ大規模なネットワークを持ち、全米の何百万人ものお客様に優れたショッピング体験を提供してきました。
課題
競争がますます激しくなる小売市場の中で、この企業は、アパレルや靴の注文に対応するために、倉庫オペレーションの効率化と柔軟性の向上が必要だと気づきました。その課題を解決する鍵となったのが、自動保管・自動取り出しシステム(AS/RS)の導入です。
このシステムには、ピッキング担当者の負担が大きく時間もかかる手作業を減らすだけでなく、店舗向けの補充とEC注文の出荷を、ひとつの統合された仕組みの中で同時に処理できることが求められていました。
そして、この変革の中心にあったのは、柔軟性です。顧客の好みや市場トレンドが変化し続ける中で、小売業界の動きに素早く対応できることが何より重要でした。特に、同社が扱うSKUの数は非常に多く、しかも常に入れ替わりがあるうえ、年間を通じてさまざまな繁忙期があることを考えると、その柔軟性は欠かせない要素でした。
Skypodシステムによるソリューション
| ロボット | ピッキングステーション | 補充ステーション | 保管ビン | 1時間あたりのビン処理数 | ラックの高さ | システム設置面積 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 49 | 5 | 1 | 105,490 | 999 | 32.4 ft (9.9 m) | 58,520 ft2 (5,430 m2) |
主な成果
- 店舗補充とEC出荷の両方でケースピッキングとバラピッキングに対応できる統合システムにより、在庫を最適化し、保管スペースを最大化し、運用コストを大幅に削減
- 最大49台のロボットをシームレスに追加できる構成により、数分で処理能力をほぼ2倍に引き上げ、1時間あたり1,993ビンにまで向上
- ダブルディープ保管と倉庫の天井高まで活用するラック設計により、数千SKUを高密度で保管可能
- 5つのピッキングステーションが作業者5人で最大1時間あたり999ビンを回転処理し、作業者をギフト包装など付加価値の高い業務へシフト可能
関連する事例