医療テックの革新企業と世界的3PLが連携し、命に関わるフルフィルメントを強化

共有

最先端の医療技術企業とトップクラスの3PL企業が、ExotecのSkypodシステムを活用して重要度の高い医療機器の出荷業務をどのように変革したのかをご紹介します。正確なFIFO管理、SKUへの迅速なアクセス、そして先が読みにくい将来にも対応できる拡張性の高い自動化を実現しました。

企業背景

本プロジェクトは、2つの業界リーダーによるダイナミックな協業です。ひとつは、最先端の医療技術を提供する医療機器メーカー。手術用器具、患者モニタリングシステム、インスリンポンプなど、幅広い医療機器を多数の国で展開しています。
もうひとつは、世界有数の3PL企業で、医療機器メーカーの在庫保管や入出庫(保管・取り出し)業務を担っており、物流業界のグローバルリーダーとして常に高い評価を受けています。

課題

医療機器の出荷業務の管理には、製品の重要性と厳しい規制要件のため、特有の難しさがあります。
多くの製品は固有のシリアル番号による厳密な追跡が必要で、保管から最終配送までの全工程で完全な可視化が求められます。

さらに、医療製品の多くは使用期限が限られているため、期限切れのリスクを防ぐには、徹底したトレーサビリティとFIFO(先入れ先出し)の厳守が欠かせません。

こうした運用を成り立たせるためには、非常に効率の高い自動保管・自動搬送(AS/RS)システムが必要でした。
また、医療機器の出荷では在庫の精密な管理と高い正確性が“絶対に失敗できない要素”であるため、精度を落とさずに効率化することも大きな課題でした。

同時に、医療機器メーカーが今後も積極的に買収を進めながら成長していくことを見据え、将来拡張に柔軟に対応できる仕組みも求められていました。

Skypodシステムによるソリューション

ロボットピッキングステーション補充ステーション1時間あたりのビン処理数ラックの高さシステム設置面積
17620126,1404,15638.4 ft
(11.7 m)
148,830 ft2
(13,830 m2)

System Integrated by Hy-Tek Intralogistics

主な成果

  • Goods-to-person型(人のもとへ商品を運ぶ)ロボットにより、ピッキング時のムダな歩行がなくなり、作業フローがスムーズになった。
  • 必要に応じて固有の在庫IDを必ずスキャンする仕組みをオペレーター保護機能で担保。Skypodのソフトウェアがそれを追跡し、各アイテムの現在地を顧客が直接確認できるようになった。
  • スマートな倉庫ソフトウェアによって、固有IDに基づきステーションへ送る順番を優先制御でき、正確なFIFO運用を実現。
  • 繊細な医療製品を傷つけることなく、システム内のどのSKUにも2分以内にアクセス可能となった。
  • 稼働中の業務にほとんど影響を与えないまま、ロボット34台の追加導入、ステーション6台増設、ビン21,040個への拡張を実現。

関連する事例

さあ、あなたの倉庫にも進化を!